2007年9月1日〜5日,ウィーン,オーストリア
ESC Congress 2007(欧州心臓病学会議 2007 )が ESC 会長 Kim Fox のもとで,9 月 1 日〜 5 日オーストリアの首都ウィーンで開催された。約 10,000 演題の応募があって,このうち 3,501 題が採択され,この 5 日間合計 351 の Scientific Session を 28 の Lecture Room を駆使して発表が行われた。9 月 3 日(月)時点の参加者が 29,321 名と 3 万人に迫る参加者があって ACC, AHA にも優るとも劣らない参加人数で,欧州の勢いを感じさせる熱気溢れる会場であった。
そこで,虚血性心疾患の話題から注目の HOT LINE SESSION における FINESSE と CARESS 試験の結果を報告する。また,基礎研究の話題で急性冠症候群の治療に期待がもたれる世界初の経口 PAR-1 拮抗薬 E5555 のわが国からの発表を報告する。

プラーター遊園地に隣接する学会場 MESSE WIEN の外観

学会場内のメイン通路を行き交う熱気あふれる参加者たち

発表会場の Zone 1〜Zone 5 を示す案内表示
急性心筋梗塞に対する再灌流療法における facilitated PCI の臨床的意義について議論が重ねられてきたが,このたび 2 つの大規模試験の成績が発表された。HOT LINE II におけるこの 2 題を報告する。