Step 1. |
PTSD の診断 |
Step 2. |
診察時および治療の各段階時に考慮すべき項目(表2) |
Step 3. |
SSRI または SNRI(入手できないときは三環系抗うつ薬):忍容性があれば適切な用量・適切な継続期間の投薬をし,4〜6 週後に評価 |
Step 4. |
反応? |
Step 5. |
少なくとも 1 年間継続 |
Step 6. |
治療に反応しない症状があるか? |
Step 7. |
顕著な症状に応じた増強療法 |
Step 8. |
耐容可能な最大用量に調節(表4) |
Step 9. |
SSRI クラスのなかでの変更,または他のクラス(SNRI,三環系抗うつ薬,α1-アドレナリン拮抗薬)への変更 |
Step 10. |
4〜6 週後に反応? |
Step 11. |
PTSD の中核症状の改善が不十分:別の SSRI か SNRI に。または SNRI から NaSSA に変更 |
Step 12. |
反応?(Step 4 を参照) |
Step 13. |
三環系抗うつ薬,非定型抗精神病薬,抗てんかん薬,α1-アドレナリン拮抗薬, α2-アドレナリン作動薬,ベンゾジアゼピン,β遮断薬,azipirone,認知行動療法を追加 |
Step 14. |
反応?(Step 4 を参照) |
Step 15. |
三環系抗うつ薬か MAOI に変更。または Step 13 から第三の処方薬を追加。あるいは診断の再検討:心理社会的治療を考慮 |
Step 16. |
不眠,悪夢が持続し,反応が不十分な場合の治療:α1-アドレナリン拮抗薬, 少量の三環系抗うつ薬,または鎮静作用を有する抗うつ薬を追加 |
Step 17. |
反応?(Step 4 を参照) |
Step 18. |
同一グループ内で,または非定型抗精神病薬に変更 |
Step 19. |
反応?(Step 4 を参照) |
Step 20. |
閉塞性睡眠時無呼吸,レストレスレッグズ症候群,その他の睡眠障害を検討。診断の再検討:心理社会的治療を考慮 |
Step 21. |
精神病症状が併存し,反応が不十分な場合:非定型抗精神病薬(入手不可能な場合は,第一世代抗精神病薬)を追加 |
Step 22. |
反応?(Step 4 を参照) |
Step 23. |
抗精神病薬の変更または気分安定薬,抗てんかん薬を追加する |
Step 24. |
反応?(Step 4 を参照) |
Step 25. |
診断の再検討:心理社会的治療を考慮 |
Step 26. |
併存するうつ病,不安,安定した双極性障害を伴う不十分な反応:気分安定薬,抗てんかん薬,リチウム,非定型抗精神病薬を追加 |
Step 27. |
反応?(Step 4 を参照) |
Step 28. |
同一グループ内で変更または追加 |